自己紹介

首の腫れ 甲状腺

最近、2日ぐらい首のだるさや重さがありました。

触診により、頸椎関節の可動域の動きもいいし、胸鎖乳突筋、斜角筋、肩甲挙筋の筋肉の質もいい、特に異常がありませんでした。

それなのに「どうしても首が重い」おかしいと思っていました。

どこがおかしいのかと考え、ふと、甲状腺を触って左右の大きさを比べてみました。

なんと左頚部が腫れていることに気づきました。

甲状腺というと女性の方が多い病気で知られています。
また、バセドウ病や橋本病が有名です。

そのため自分の甲状腺が腫れるとは思ってもいませんでした。

スマホで専門医を探し、隣町の大きい病院に内分泌科があることがわかり、夕方だったが急いでいきました。

病院に16時ごろ到着。

なんと、受付が締まっており診察は午前中とのこと。

次の日、近くの病院を受診しました。

病院ではCT検査をし左甲状腺に腫瘍が4.7cmあるとのことで専門病院の紹介状を書いていただきました。

専門医の病院受診日は何日間か先。

今できることをするため情報収集。

自覚症状として、

・左頚部鎖骨付近部の腫れで、首の重さと食道の圧迫感があり詰まっている感じ。
・左胸鎖乳突筋の前縁と後縁に違和感。
・経穴の気舎に圧迫感による少しの痛み。
・腫瘍の場所と離れているが、乳様突起付近に違和感。
・血圧脈拍はいつもより高めで脈拍は不安定。
・左右の総頚動脈拍動は、左総頚動脈の方が弱い。しかし、体を動かすと同じくらいになる。

いずれにせよ、鍼灸学生になったら甲状腺の勉強をするのだから今のうちに詳しくなろうとのことで甲状腺の本を購入。

自分の病気のことはすごく頭に入ってくる。

読みだしたら止まらない。
何度も何度も復習する。
どれに当てはまるのだろう。

このようにすごい集中力で勉強がはかどりました。

バセドウ病や橋本病の自覚症状はなく、びまん性に腫れていないことから甲状腺機能亢進症や低下症ではないな・・・

ということは、結節性か・・・

結節性では、良性か悪性か・・・

CT検査時の担当医では画像だけではわからないといっていたが、その時の甲状腺はきれいな丸をしていたので自分では良性かなと考えました。

正確な判断は専門医の受診と検査になるが、それまでにどのような治療の可能性になるのか、手術なのか穿刺吸引なのかどうか、甲状腺を取ってしまったらどのような症状がでるのか色々調べたり、本を読んだりしました。

調べていくうちに嚢胞の可能性が高い。
そうなると穿刺吸引で内容液を取り出す確率が高いかなと思いました。

そして、専門病院の受診日。

まずは触診と超音波検査をすぐにしました。

超音波検査では嚢胞の可能性が高いとのこと。

私はここで少し安心しました。

あとは穿刺吸引し内容液を取り出ししましたが、血液が固まっていることからすべては取り出すことができないと言われました。

それでも腫れが引いてすっきりした感じがしました。

あとは、血液検査と穿刺吸引細胞診により後日判断のこと。

現在の自覚症状。

・頭すっきり。
・首の触診でほんの少し腫れている?ブヨブヨ感?
・痛み圧迫感なし。
・乳様突起付近に違和感なし。
・血圧安定。
・脈拍安定。

脈拍が不安定だったのは嚢胞だったのか精神的な部分だったのかわからないが、「こんなにも脈拍が不安定になるのか」と、これから鍼灸師になるうえでとても参考になった。

あとは、首を触る癖がついた。
腫れているのかどうかすごく気になってしまう。

甲状腺嚢胞になって甲状腺のことを調べたり、本を読んだり非常に勉強になりました。